胃袋を掴まれると心が動く。これは時代が変わっても変わらない。

とことん成婚に拘った結婚相談所ブランズ。ブランズ広島サロンの婚活カウンセラーの波田です。

最近は、料理男子という言葉も定着し、料理が好きという男性も増えてきたように思います。
料理が上手な男性も魅力的ですよね♪

今からお話するのは、料理が得意な男性のご成婚エピソードです^_^

日頃から自炊しているMさま（男性）

お料理は一通りでますとお話してくださったり、携帯の中には、これまで作ったお料理のお写真がたくさん！！
そして、どれも見た目もよく美味しそう！！

仕事して帰宅してから料理をすることでリフレッシュできますと笑顔でお話してくれたのがすごく印象的でした。

料理のことになると、お勧めのキッチングッズや時短方法など饒舌にお話してくれます。
だけど、それ以外となると途端に無口になるMさま。

お仕事も真面目にされているし、聞き上手なんですが、出会う方もまた控えめであまり自分からお話されないタイプの方ばかりで会話のキャッチボールが上手くいかず交際が続きませんでした。。。

活動が上手くいかない時、どんな話なら自分が広げられるのかを考えてみました。
Mさまはもちろん料理。

だからこそ、料理が得意もしくは好きとプロフィールに書いてある人に申し込みをしてみることにしました。

そして、お見合いが成立！
お見合いではお互い料理についてお話して終了。
話の続きがしたいなと思い仮交際へ。

仮交際に入っても話題にするのは、料理。
お互いが好きな料理を伝え合いレシピを交換したりするところからスタート。

お互いが勧めた料理をそれぞれ作ったそうで、Mさまは、自分の好きな味で食の好みも合いそうと思ったそうです。
そういったお話がメインでしたが、Mさまには次第に料理を作るとき、彼女もこれ好きかな？と考えることが増えていきました。

紅葉がキレイな時期、二人はドライブデートをしました。
お互いお弁当を持参しあって、交換して食べたそうです！
その時、M様は彼女のお弁当を食べて優しい味付けと自分が好きだと話をしていたおかずばかりが入っていることがとても嬉しかったそうです。
彼女の手作り弁当を食べて、彼はがっつり胃袋を掴まれました。

彼女もまた、彼のお弁当が繊細で彩りもキレイで自分の好きなものばかりがおかずに入っているのを見て、話を覚えてくれていたこと、優しい味付けに胃袋を掴まれました。

話をしたことをお互いが覚えていて相手が喜ぶことをしたいから、相手の好きなおかずばかりをお弁当にしたことって、すごく嬉しいことで相手のことを考え想いあった行動ですよね(*^^*)

その後、お二人は真剣交際に進みご成婚されました。

二人にあった共通点はたったひとつ。
「 料理 」

このことが二人を繋ぎました。

彼は、結婚後料理は自分がしてもいいと思っていたのでお相手が料理が好きかどうかは気にしておらず、自分が喋ることが苦手だから喋ってくれる人に出会いたいと思って活動を始めました。

でも彼の心が動いたのは、料理好きで控えめな女性でした。
話す言葉は決して多くないけど、料理好きだからこそ、彼は、彼女と一緒に料理をする結婚生活が憧れになりました。

このお二人のほっこりするお話。
私はとっても好きで、お互いを思いやる気持ちがちゃんと形になっていることが素敵だと感じました。

私もそうでしたが、婚活している皆さんのお話を聞くと「（相手に）◯◯してほしい」　「◯◯であってほしい」と自分がしてほしいことや今の現状だけで相手を決めつけ過ぎていることがあるように思います。

それは実にもったいない！

してほしいと思う分だけ、「してあげたいこと」を考えてみる。
◯◯であってほしいと思うなら、相手がそうなるために自分にできることが何かを考えてみる。

会話が少ないから上手くいかない。
自分ばっかり喋って相手が喋ってくれない。。。
だから上手くいかないのでしょうか？？

いいえ、相手の立場になって考えたり、相手がどうしたら話しやすくなるのかを考えてみれば解決できることもあります。

そして、いつの時代になっても胃袋を掴かまれると心が動くのは変わらないように思います。

胃袋をつかむというのは、美味しい料理をつくりなさいってことではなくお相手を思いやるということ。
お相手に美味しいものを食べてもらいたいと思う気持ちこそが、胃袋を掴むの真意です。
だからこそ、婚活でも胃袋を掴むということはだいじです。

出逢う数だけを増やしても成婚には繋がりません。
出逢った人と知る時間をつくることでご成婚に繋がります。